校長日誌

校長日誌

体育祭を振り返って

 6月2日(月)、雨天順延された体育祭が、多くのPTA役員の皆様の御協力とたくさんの保護者様の観覧のもと、無事に終わりました。
 鳩ケ谷高校の1~3年生まで、また川口特別支援学校鳩ケ谷分校の1~3年生の生徒共々、持てる力と団結力を精一杯発揮し、素晴らしい体育祭となりました。
 体育祭の結果表彰の後、講評として以下の話をしましたので掲載します。

「先ほど個人種目で表彰された生徒の皆さん、及び表彰されたクラスに対し、改めてお祝いの言葉を申し上げます。入賞おめでとうございます。
 また、鳩ケ谷高校の生徒、鳩ケ谷分校の生徒の皆さん、体育祭は楽しめましたか。
 私は、一人ひとりの表情、仲間への歓声や応援、団結力や支え合いなどを意識し、観戦していました。
 クラスに対する声援だけでなく、学年を超えた応援や、学校の枠を超えた分校の生徒に対する励ましなど、とても感動的でした。
 皆さんが真剣な表情で、それぞれがベストを尽くし競技に取り組んでいた様子は、来賓の方や保護者の方に伝わったことと思います。 
 ここまで、準備をしてくれた先生方、部活動の生徒をはじめ体育委員の生徒など、皆さんのご協力に改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
 感謝の気持ちを表して指導講評といたします。」

学校長 学校長

全校集会でのメッセージ

 生徒の皆さん、こんにちは。
 1学期も半分が終わろうとしています。先週には中間考査もありました。
 結果はどうでしたでしょうか。まだ答案が返却されていない科目もあるかもしれませんが、点数だけで一喜一憂するのではなく、どこがいけなかったのか、どこの理解が不足していたのか、また、勉強方法が適切だったのか、効率的だったのか、勉強時間は十分であったのか、など、客観的に分析して、次の約1月後の期末考査に向けて対策を立ててほしいと思います。自分を客観視することが難しい人は、ぜひ他の生徒と情報交換して、改善点を把握し、良いところをまねるとか、自分ができそうなことにチャレンジするなどして、勉強の仕方を改めることも一つの手です。人は忘れやすいものです。結果が返ってきて、喜んだり反省していたりする今こそ、感情が冷めないうちに次の対策に向けて取り組んでください。
 さて、今週は学校行事の中でも大きなイベントとなる体育祭があります。やや、天候が心配されますが、きっと無事に当日を迎えられることと信じて、祈りたいと思います。
 ところで、皆さんは体育祭、小学校で言えば運動会となるでしょうが、この行事の始まりは何だったのか考えたことはありますか。
 調べたところ、日本で最初の運動会のようなものが行われたのは1874年、開催したのは東京の海軍兵学校の寮で、当時は「競闘遊戯会」と言われました。これは、イギリスのアスレチックスポーツを参考にしたもので、海軍兵のストレスを解消するため、軍事訓練的な要素も入れながら、かなりレクリエーション的な競技種目で開催されたようです。
 その後、1868年に、札幌農学校(現在の北海道大学)で「力芸会」が開催され、教育の一環とした現在の運動会に近い形で競技が行われました。
 「運動会」という名称が使われたのは、1882年、東京大学が最初だったということです。
 そして、1885年に初代文部大臣(森有礼)が体育による集団訓練を推奨し、体操が正式に学校教育課程に入り、運動会が全国の小学校で開催されるようになりました。
 最初は、軍事訓練的要素も取り入れ始まった運動会でありましたが、昭和になって戦争が激化したことで、運動会はより一層軍事的色合いが強くなっていったわけです。その後、戦争が終わり、地域の協力も得ながら、現在のような友達と一緒に競技するような形に変化していった、それが今の状態です。 

 皆さんの中には、体育祭を非常に楽しみにしている人もいると思いますが、それとは逆に、小学校から経験してきた運動会や体育祭に、あまりいい思い出がない人もいるのではないでしょうか。
 体育祭がイヤッだったり、苦手と思っていたりする人は必ずいるのではないかと思います。
 運動能力は人それぞれで違います。走るのが苦手な人もいれば、得意な人もいる。短距離が得意な人もいれば、長距離が得意な人もいる。球技が得意な人もいれば苦手な人もいる。自分ができると、相手にもできるはずだと思ってしまう。人間どうしても自分と比べて他者を比較してしまいますが、他者との違いを認めることができるのも人間です。相手の立場にたって考えることが必要です。みんなが一番を目指す必要はないのです。
 体育祭は、個人種目もありますが、クラスでみんなが気持ちを一つにして、お互いを応援し、支え、カバーし合う行事だと思っています。
 私が皆さんに言いたいのは、一言です。Do Your Best(最善を尽くす)ことです。それぞれが、自分の持てる能力をできる限り発揮して、頑張ったと自負できる行事となること、そして、一人ひとりが体調を整え、当日はクラスで一致団結し、集団として最高のパフォーマンスが発揮できることを期待しています。

対面式でのメッセージ

【対面式で新入生と在校生にメッセージを送りました】

新入生の皆さん、在校生の皆さん、おはようございます。
本日は、新入生と在校生が初めて対面する機会です。
新入生の皆さん、昨日の入学式はどうでしたか。緊張していたこともあると思いますが、時間時間で区切られ、言われるがまま動いていた1日だったのではないでしょうか。気持ち的に疲れたのではないかと思います。
入学式後のクラスでの配布物や提出物、今週の予定など、一つ一つじっくり整理しないと自分が何をやればよいか、わからなくなってくるのではないでしょうか。
そんな時こそ、焦らず、じっくりと計画を立てること、つまり、スケジュール管理することです。スケジュール管理はとても重要です。社会人になったら、この能力が仕事の成果に結びつくといってもいいと思います。
このスケジュール管理は、自分自身の能力ですが、これを補うのが人間関係です。自分の気づかなかった、気が回らなかった、うっかりしていたことを、他の人との人間関係の中で、他者から指摘されると修正が効き、結果的に本来進むべきスケジュール通りにいくことにつながります。
新入生の皆さんは、近くの同級生に相談することも大切ですが、困ったときは先輩方の力も借りて、一刻も早く鳩ケ谷高校に慣れてほしいと思います。
また、在校生は、後輩に手を差し伸べて、鳩ケ谷高校の先輩として面倒を見てもらえると嬉しいです。本日の対面式から、年代を超えた絆づくりがスタートします。よろしくお願いします。

入学式の立役者

 4月8日(月)鳩ケ谷高校の第37回入学式が厳粛に行われました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

 新入生の皆さんの胸には、デンファレという蘭を使ったコサージュがつけられました。本物の花を使い、新入生全員につけられるこのコサージュは、実は園芸デザイン科の在校生によって作られたものです。(写真)新入生に対し、真心を込めて、一つ一つ手作りされるこのような取り組みは他には無いといえます。鳩ケ谷高校の誇りです。新入生の皆さんには、上級生からのおもてなしを心に感じていただき、これから始まる高校生活を有意義に過ごしてほしいと思います。

 また、入学式会場の壇上には豪華な盛花が飾られていました。一見プロが作ったかのような、大きくて華やかな盛花ですが、実はこれも本校生徒が作成したものです。(写真)園芸デザイン科3年生の品川優奈さんの作品です。会場となった広い体育館でも全く見劣りしない、堂々としていて来校者の目を引き付ける素晴らしいものでした。

 このように、鳩ケ谷高校の学校行事は、多くの人たちの真心によって支えられています。

   コサージュ     盛花

始業式の講話

【在校生に対して校長からメッセージを伝えました】

 皆さん、改めまして、おはようございます。いよいよ新年度が始まりました。今年は桜の花も皆さんの始まりを歓迎するかのようにちょうどよく咲いており、この後の午後には新入生を迎えるわけですが、新入生にとっても、在校生の皆さんにとっても、非常に良い門出になったのではないかと思います。新型コロナが5類となって以降、初めての春です。人々の活動も活発になり、多くの人がお花見等で、穏やかな季節の到来を楽しんでいます。

 皆さんは、お花見はしましたか。この4月、桜を見ている人がほとんどだと思いますが、皆さんは桜を見るときにどのような状態になりますか。ほとんどの場合、自分より目線を高くして見上げると思います。見上げると桜の花びらが見え、きれいだなと感動し、心が満たされ、豊かになり、前向きな思考になっていく感覚を覚えるようになっていきませんか。私は、この感覚は、桜の美しさだけに起因するのではなく、「上を向く」という動作にも起因していると思っています。人間、いいことばかりではないことは、皆さんだってこれまでの人生で経験していると思います。気持ちの変化は、態度や表情やしぐさで表に現れます。思い通りにならない時やつらいことがあった時は、下向きになりがちです。そのような時こそ、ぜひ上を向いてほしいと思います。上を向くことで、マイナス思考となっていた気持ちを少しでも好転させ、前向きな行動に結びつけるのです。行動には気持ちが伴いますから、このような前向きな気持ちは、行動した結果にも表れてくるものです。ぜひ、つらい時、苦しい時こそ上を向き、思考の転換ができるようになってほしいと思います。

 さて、令和6年度の始まりにあたり、私から一つ申し上げたいことがあります。皆さんは、この言葉を知っていますか。  「知・好・楽」ということばです。漢字で説明すると、1つ1つの意味は分かると思いますが、この3つの言葉がどういう意味を持っているのかお話しします。この言葉は、論語から来ています。

 子曰く、之(これ)を知る者は、之を好む者に如(し)かず。之を好む者は、之を楽(たの)しむ者に如かず、ということです。もう少し簡単に説明すると、孔子はおっしゃった。これを知る者は、これを好んでやっている者にはかなわない。これを好んでやっている者は、これを楽しんでやっている者にはかなわない、という意味です。

 勉強も仕事も、まずは「知る」ことから始まります。たくさん知っていくと、理解が進むわけですから、だんだんと「好き」という感情に代わっていきます。自分で「出来た」という満足感や自己肯定感が生まれ、その勉強や仕事が「好き」に変化していくわけです。一般的に言う「好きこそものの上手なれ」の状態です。そして、その状態を継続していくと、いつしか「楽しい」という感情に変化し、楽しみながらやっている姿が行動にも表れます。その態度は相手にも伝わるため、他の人から輝いて見られ、それがさらなるやりがいにつながっていくという、プラスのスパイラルが生まれる、その状態が「楽しい」となるのです。 

 この考えを座右の銘として実践してきたのが、元マラソンランナーの増田明美さんです。皆さんのお父さんやお母さんの世代は、彼女のことをよく知っていると思います。彼女は、天才ランナーと呼ばれ、1984年のロサンゼルスオリンピックに出場しました。今では、オリンピックで女子マラソンは当たり前の競技となっていますが、実は、このロサンゼルス大会が初めての正式種目だったのです。当時強かった、日本のマラソン競技だったため、国民の期待を一身に背負って出場したわけです。彼女が20歳の時です。彼女自身も、これまでの実績や評判から、できるという自信があったのだと思います。また同時に、周囲の期待も非常に高く、良い結果が出るものと誰もが思っていました。しかし、結果は途中棄権というものでした。このどん底を体験した彼女が立ち直ったきっかが、「知好楽」なのです。大きな挫折を経験したあと、この言葉でマラソンを楽しむようになった彼女は、平成4年に引退するまでの間の13年間で、日本最高記録12回、世界最高記録を2回更新するという大偉業を残しています。 

 例え話が世界で活躍した人であるため、自分より遠い存在だと思う人がいるかもしれません。しかし、このマインドは誰にも当てはまるものだと思います。皆さん、勉強や部活動を楽しめるようになってください。楽しんでやっている人には、すぐにではないにしろ、いずれ結果が伴ってくるものと思っています。皆さんには、高校3年間だけではなく、その後の人生においてもこのことを思い出して取り組んでほしいと思います。それが自分自身への成長にもつながります。  以上 

鳩ヶ谷高校の夏休み

先ほど、園芸デザイン科の記事を書きましたが、校舎内の様子も紹介します。

まずは、公務員説明会

これは、公務員を希望する2年生の生徒が、自ら川口市役所に相談に行ったことがきっかけで、公務員希望の生徒に向けて説明会を実施してくれました。

市役所で人事を担当するお二人の方にお越しいただき、川口市の取り組み、公務員の仕事などを説明してくださり、生徒たちの質問にも丁寧にお答えいただき、参加した生徒も進路について一層深く考えられました。

2年生のこの時期にお話を聞けたのはとても良かったと思います。

 

同じ3階のフロアでは、文化祭の準備をしている生徒もいます。

金槌をリズミカルに打っていました。

9月9日(土)は一般公開をするのでぜひお越しください。

 

さらに先では、コントラバスの心地よい響きが聞こえました。

高校に入ってから始めたとのことでしたが、しっかりとした音を奏でていました。

私も高校に入ってからTubaを吹いたので、とても懐かしく思いました。

今月31日にコンクールです。練習の成果を発揮してください。

【園芸デザイン科】技能検定の練習!

夏休みでも、部活や進路活動で多くの生徒が登校しています。

更に、園芸デザイン科では今月29日(土)に実施される国家資格の技能検定の実技練習をおこなっていました。

 

まずは、園芸装飾。

観葉植物を使って、空間を彩ります。

練習は、日を分けて少人数できめ細やかにおこないます。

 

次にフラワー装飾

卓上装飾花やブーケ、花束を作ります。

ともに、筆記試験はすでに終わり、実技に向けて手際よく、決められた時間内に、美しく作っていきます。

検定当日も緊張せずに練習の成果を発揮できるように頑張ってください。

大掃除

本日は大掃除

普段はなかなか掃除できないところを自ら探して、念入りにきれいにしてくれました。

声を掛け合って、楽しそうに掃除をしている姿にこちらもにっこりできました。

ドアを外して滑車のところまで掃除教壇の裏側の埃も取り除いていました。床もピカピカになりました

球技大会

7月13・14日球技大会を行いました。

男子はサッカー、女子は卓球、バレーボールに参加です。

今年は、分校の生徒も参加をし盛り上がりました。

PTA 広報誌作成のためにPTAも取材に来てくれました。

実施方法を工夫し、熱中症が一人も出ずに実施することができました。

学校評議員会・評価懇話会を行いました

6月21日 第1回学校評議員会・評価懇話会を行いました。

5時間目は、希望する評議員の方に授業を見ていただき、

6時間目は、評議員会、放課後に保護者や生徒も参加して評価懇話会を行いました。

学校自己評価システムシートに基づき学校の取り組み、生徒の意見を聞いて話し合いました。

昨年度もこの会を経て校則など学校の取り組みを見直しましたが、今年も建設的に意見をいただけたのでいろいろ取り組んでいきます。

御多用のところ参加していただいた皆様ありがとうございました。

保護者対象進路見学会を実施しました

6月20日、PTAの進路対策部が主催した保護者対象の進路見学会を実施しました。

見学先は、文教学園大学(文京区)と道灌山学園保育福祉専門学校(荒川区)です。

文教学園大学では、本校の卒業生がパネルディスカッション形式で説明をしたり、校内施設の案内がありました。

自分の夢の実現に向け充実した学生生活を送っていること、その基礎が鳩ヶ谷高校で学んだことと説明しておりました。

道灌山学園福祉専門学校では、オープンキャンパス、学校見学ではよい話が聞けるのは当たり前、実際の授業の様子を見て学生を見るとよいとアドバイスがありました。

 

今週は挨拶励行週間

本校の生徒は良く挨拶をします。

もともと、挨拶をする習慣がある生徒もいるかもしれませんが、

学期ごとに行っている挨拶励行・遅刻防止週間に保護者と各クラスの生活委員の生徒が

登校してくる生徒に元気に明るく挨拶をしている成果も大きいです。

今朝も、さわやかに挨拶をしてくれていました。

保護者の方も朝からお越しいただきありがとうございます。

【校長室】新体力テスト

青空のもと新体力テストを実施しました。

1・2時間目に3年生、3・4時間目2年生、5・6時間目3年生と授業と並行して行いました。

このような実施方法は今年が初めてでした。

皆、力いっぱい走ったり、投げたりしていました。

6月に実施する体育祭も楽しみです。

【校長室】第36回入学式(コサージュ)

本日、春の暖かい陽気に恵まれ、第36回入学式が行われました。

園芸デザイン科の2年生の生徒が新入生全員と来賓、教職員約300人分のコサージュを手作りしてくれました。

始業式が終わってから作り始め、新入生の受付の12時30分には作り上げるという厳しい日程でしたが、

2学年主任(英語科)の先生も手伝って、無事予定数を完成し、新入生一人一人の胸を飾ってくれました。

【校長室】第33回卒業証書授与式

式辞で述べたとおり、春の息吹が感じられる良い日に卒業証書授与式を行いました。

コサージュは、園芸デザイン科の生徒が3年生全員と学年や司会の先生たちに、一つ一つ手作りしてくれました。また、映画放送局の生徒が本日参加できなかった保護者の方のためにyoutube配信をするなど生徒の活躍も見られた良い式でした。

以下に式辞として述べた内容を掲載いたします。

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卒業式校長式辞

 校庭の木々の蕾もほころび始め、春の息吹が感じられるこの佳き日に、保護者の皆様のご臨席を賜り、埼玉県立鳩ヶ谷高等学校第三十三回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても、大きな喜びでございます。

 ただ今、卒業証書を授与しました二百六十七名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。本校の所定の教育課程を無事終了し、めでたく卒業の日を迎えることができましたことは、一人ひとりが三年間、たゆまぬ努力を積み重ねてきた結果であることは言うまでもありません。その努力に対し、心から拍手を送ります。

 皆さんの高校生活を振り返ってみますと、入学直後から、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、臨時休校の対応がとられ、その後の学校生活も、制限が多くあり、コロナの影響を最も受けた三年間でした。

 思い描いていた高校生活とは違っていたかもしれません。

 日常の生活においては、友達との語り合いや、先生たちからかけられた言葉に奮起し、日々成長を重ね、行事については制限はありましたが、実施ができた体育祭、文化祭、遠足など、精一杯取り組んでいました。時には、つまずいたり悩んだりしたこともあったかもしれませんが、その一つひとつが高校生活の貴重な体験として、これからの人生の糧となることでしょう。

 さて皆さんは本日、めでたく卒業の日を迎え、「高校時代」というステージから、自ら選んだ次のステージへと歩を進めて行きます。大学や専門学校へ進学し、より専門的な勉強をする人、就職して社会人となり、経済的にも、精神的にも自立する人、その道は様々ですが、未知の世界に対する不安と緊張感、そして自分で道を切り開いていくという高揚感とに包まれていることでしょう。どのような道であっても自分を生かせると思える道を信じて、進んで行ける人は幸せです。勇気を出して一歩前に踏み出して下さい。皆さんには無限の可能性があります。自分を信じ、自分の可能性に賭ける勇気と決断が、これからの人生を切り開いていくのです。しっかりと前を見据えて、自分の選んだ道を堂々と歩いて行って下さい。

 これから、新たな道に進む皆さんに、三つのことをお願いします。

 その一つは、「温かい思いやりの心を大切にし、豊かな人間性を備えた人になってほしい」と言うことです。人は一人では生きてはいけません。様々な人間関係の中で生きています。困難にぶつかった時、人と人とのネットワークの中で解決されることも多くあります。人への思いやりは、他の人を幸せにするだけでなく、自らも幸せにします。皆さんは、この鳩ヶ谷高校で培った仲間との友情を一生の宝として、人間性豊かな人として成長していって下さい。皆さんにはかけがえのない仲間といつも皆さんのことを気にかけ、幸せを願っている人がいると言うことを忘れないで下さい。

 二つ目は、「チャレンジ精神をもって、最後まであきらめずに粘り抜く人になってほしい」と言うことです。これからの時代は、先行き不透明と言われます。自然災害は、身近なところから遠い国まで地球規模で起きています。他にも、少子高齢化、高度情報化、ウクライナをはじめとする国際情勢など、多様な価値観の中、国内外において解決しなければならない課題が山積しています。人の一生は、航海やマラソンにたとえられるように決して平坦なものではありません。次々と苦悩が生まれ、挫折や失敗は避けては通れないものです。何度つまずいても、何度転んでも、どんな壁にぶつかってもその経験が自分を強くしてくれると信じて、前に進んで行ってかなければなりません。皆さんはこれまでも挑戦し、多くの感動と達成感を味わったことと思います。「限界は他人に突きつけられるものではなく、自分の心の中にあるもの。自分があきらめない限り、限界はない。」このことを本校で過ごした三年間で学んだと確信しています。夢を実現できる人は、自分の中の不安を克服し、粘り強く挑戦し続ける人であることを心に刻んで、鳩高卒業生としてのプライドを持ち、夢に向かって一歩、一歩しっかりと歩いて行って下さい。

 三つ目は「自立した社会人として地域に貢献できる人になってほしい」ということです。すでに、ほとんどの三年生が成人になっています。成人だからできること、成人だからとるべき責任があります。本日、皆さんがこうして無事、卒業の日を迎えられるのは、常に変わらぬ愛情を注ぎ、励まして来られたご家族の方々や、ある時は厳しく、またある時は温かく指導してきた先生、そして、地域の方々の温かいご支援があったからこそです。これらの方々への感謝の気持ちを忘れずに、将来は自立した社会人となって、たとえ小さなことでも一人ひとりが自分にできることをしっかりと社会に返して行くことで、地域を支え、地域に貢献できる人材となって下さい。以上三つのことを皆さんにお願いします。

  結びになりますが、保護者の皆様、お子様のご卒業、心からお祝い申し上げます。お子様の健やかな成長を願って支えてこられた皆様にはさぞや苦労も多かったことでしょう。今日の佳き日を迎え、立派に成長されたお子様の姿に感慨もひとしおのことと存じます。教職員一同、心よりお慶びを申し上げます。今日まで本校にお寄せいただきましたご支援、ご協力に深く感謝を申し上げます。

 最後に、卒業生の皆さんが、鳩ヶ谷高校の卒業生として自信と誇りをもって、次のステージで大きく羽ばたいていくことを期待します。皆さんの前途に幸、多からんことを祈念いたしまして式辞といたします。

 

令和五年三月十一日

【校長室】文部科学大臣表彰受賞

本校の図書館の紹介は機会ある毎にしてきましたが、この度、本校の主任司書がその功績を認められ、優秀な教職員として受賞をしました。

本校の図書館はもとより、地域連携として書店とのコラボ展示を企画するなど生徒の活躍の場を増やしています。

詳しい取り組みは、こちらをご覧ください。

【校長室】8月19日 体験授業を行いました

中学3年生を対象に体験授業を行いました。

30分の授業を3時間行い、普通科、園芸デザイン科、情報処理科の3学科を体験していただきました。

実際にモノを作る授業や、中学校と比べると少し難しく感じる授業など、興味や関心を高められる授業を行いました。

本校の生徒も受付や誘導・案内、授業のサポートなどで多くの生徒が運営に携わり、中学生の保護者の方から、「しっかりしていますね」「笑顔で対応してくださり良い雰囲気が感じられました」と声をかけていただき嬉しく思いました。

中学生の皆さん、この後も学校説明会や入試個別相談会などを予定していますので、ぜひ、また鳩ヶ谷高校にお越しください。

【校長室】部活動体験

部活動体験を行いました。

参加してくれた中学生の皆さん、保護者の皆様、暑い中おこしいただきありがとうございました。

高校でやってみたい部活動を体験できましたか。

中学校にはない部活動もあり興味を持ってくれたのではないかと期待をしています。

次は、8月19日の体験授業です。こちらも、ぜひ申し込みをして参加ください。

 

【校長室】謎のプラザ

来年度、鳩ヶ谷高校内に川口特別支援学校の分校が開校されます。

それに伴い、「プラザ」の場所に校舎が立ち、「中庭」も改修されます。

この、「プラザ」と「中庭」について、創立30周年記念誌の鳩高豆知識、Q4とQ5で取り上げているので紹介します。

・・・

Q4 中庭の樹木はなあに?

A4 毎朝生徒は生徒玄関から入り、右手に中庭を見ながら教室へと急ぐ。お客様も正面玄関から廊下を通り、右手に開けた中庭の緑生い茂る樹木を鑑賞しながら階段を上っていく。校舎との景観上のバランスを考え、洋風庭園としての設計を考えた<中略>イヌツゲ、ヤツデといった常緑樹を中心にドウダンツツジ、パンパスグラス、ヘデラなどの落葉樹、草本植物を加え工夫を凝らした庭を作り上げた。一年中安定して緑が豊かで、人々の目を休ませる趣向に富んでいる。<後略>

 

Q5 「謎のプラザ」の謎とは?

A5 校門から入って、自転車通学の生徒は途中左手に白い柱が何本も立っている光景を見かけるはずだ。いったいこのプラザ(広場)はなんなのだろう、よくわからない、謎だという声が多く上がり、いつごろからか「謎のプラザ」と呼ばれるようになってきた。ここでその謎を解くと以下のようなことなのである。もともとは生徒が集まり、くつろげる場としての東屋という構想で作ったのであるが、予算の関係上屋根がつけられず、現在のような造りになったといういきさつがある。

・・・

 

「プラザ」は今年の学校案内の表紙、「中庭」は裏表紙に写真があります。

学校案内もご覧ください。

【校長室】1学期終業式

昨日の終業式で話した内容を載せます。

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皆さん、おはようございます。
終業式もリモートで実施をします。皆さんの顔が見られず少し寂しく感じていますが、校内で、すれ違うと元気に挨拶をしてくれるのでうれしく思っています。しかし、悩みを感じたときは、休み中も、一人で抱え込まず、学校にも相談をしてください。

夏休みを迎えるにあたって、学年ごとにお話をさせていただきます。
1年生の皆さんは中学校と違う様々なことに戸惑いながらも、一学期が過ぎて、鳩ヶ谷高校生らしくなってきたと実感しているのでしょうか。ところで、夏休みの予定はたっていますか。部活動の予定があったり、ボランティアを行ったりと計画しているのかもしれませんが、それに加えて、絵や写真、作文、俳句などを自主的に応募をするのも良いかもしれません。新聞やインターネットで見ると結構募集しています。挑戦してみてください。
3年生の皆さんは、いよいよ進路決定の時期となりました。就職希望の人は、7月1日から受付が始まった求人票をしっかりと見て、保護者と十分に話し合い、担任の先生や、進路指導の先生ともよく相談してください。
進学希望の人は、可能ならば進学先に赴きオープンキャンパスや模擬授業や公開授業に参加をして、ホームページや情報誌では、つかめない肌で感じるものを得てきてください。また、交通の便や部活動の状況、食堂や図書館の雰囲気など学生生活の基盤となるものをしっかり把握するようにしましょう。制限されてしまった場合でもオンラインのオープンキャンパスには参加をしてください。同じ学科名でも学校によって学ぶ内容が異なります。将来、自分がなりたい姿に向けて必要なことが得られる学校かよく確認をしてください。
2年生の皆さん。2年生は「中だるみ」と言われることもありますが、そんなことはないように目標を定めましょう。卒業後のことは、まだまだ先のことと思っているかもしれませんが、「光陰矢の如し」と言います。先ほど3年生に向けて話したように、あと1年後には進路を決めなければなりません。まだ、考える時間がある、今のうちから、将来のことを準備すると、これからの学校生活が一層充実してくると思います。部活があるから、バイトをやるからと言い訳が先に出て、自分の進路について考えることを先に送ることがないようにしてください。

1日が24時間というのは、だれでも同じです。夏休み中ずっと部活とか、1日中ずっとバイトを毎日という事はないと思います。人によって自由になる時間は違うかもしれませんが、時間を上手に使えるようにするのは、これからの時代を生きていくためには必要なスキルです。後悔のない夏休みを過ごしてほしいと願います。

最後に、新型コロナウィルスは、第7波と言われ、埼玉県でも連日5000人を超える新規陽性者が出ています。本校では、9月に文化祭がありますが、状況によっては、時期や実施方法の見直しが必要になるかもしれません。皆さんも自分自身の健康を守ることはもちろんですが、周りの方にも気を配って生活をしてください。

9月に一回り成長した皆さんが元気に登校することを楽しみにしています。

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終業式の後、各種表彰をさせていただきました。

24名の生徒に賞状や合格証を渡しました。

頑張っている生徒の顔を見ながら讃えることができることを嬉しく思いました。