《校長日誌》これからの総合的な学習の時間

 鳩ヶ谷高校は、普通科・園芸デザイン科・情報処理科の3学科併置の総合制高校です。高校の場合、普通科と専門学科は、専門学科では普通科目の他に専門科目を多く学習するため、普通科目の学習時間が普通科に比べると少なくなります。また、専門学科では「総合的な学習の時間」を課題研究で対応している学校が多い状況です。鳩ヶ谷高校では、3学科併置の特色をいかすために平成24年度から「総合的な学習の時間」を学年統一の内容で実施しています。文部科学省の中央教育審議会で検討されている次期学習指導要領では、「総合的な学習の時間」を「総合的な探究の時間」として深化させる方向で検討されています。

 今日は、「総合的な学習の時間」がある日でした。1年生は公益社団法人経済同友会の御協力により8名の方に御来校いただき出張授業をしていただきました。2年生は進路ガイダンスとして34の大学・短期大学・専門学校の先生方に模擬授業を行ってもらいました。3年生は「高校生のための消費者講座~社会に出る前の法律知識~」を埼玉司法書士会の 本田 洋明 司法書士に講演をしていただきました。
 今日は、1学年の経済同友会の皆様の御講演を紹介いたします。
御協力いただいた公益社団法人経済同友会は、昭和21(1946)年に設立され、日本経済団体連合会(経団連)、日本商工会議所と並ぶ「経済三団体」の一つです。

 経済同友会では、「活力ある21世紀の日本社会を支えていく人材の育成・教育」のために、企業・経営者にできる具体的な活動として、「学校と経営者の交流活動」を推進しており、約100名の経営者が登録され、年間約140件の出張授業や講演活動を展開しています。この活動は、平成13(2001)年4月10日に発表した提言「学校と企業の一層の相互交流を目指して~企業経営者による教育現場への積極的な参画~」に基づき行われている事業だそうです。

 鳩ヶ谷高校では、企業経営に携わられている方から、企業や社会の現状等を生徒に直接お伝えいただくことにより、生徒が自分の将来に対する希望や目的を持つきっかけとするために企画したものです。「社会に出る前の今、私たちが身に付けておくべきこと」という演題により、クラスごとに授業をしていただきました。御来校いただいた講師の方々は、企業経営の第一線でご活躍されている次の皆様方でした。

  林 昭夫 様(株式会社開倫塾 取締役社長)

  小林 惠智 様(ヒューマンサイエンス研究所 理事長)

  森 健 様(株式会社ローランド・ベルガー エグゼグティブアドバイザー) 

  高坂 節三 様(日本漢字能力検定協会 代表理事長)

  曽谷 太 様(ソマール株式会社 取締役社長)

  林 達夫 様(アークデザイン株式会社 取締役社長)

  藤田 實 様(オグルヴィ&メイザー・アジア大洋州 相談役)

和田 裕 様(マッハコーポレーション 取締役社長)

 1年生の各教室では、講師の皆様のスタイルにより、パワーポイントを使用されたり、講義形式など様々でした。時に、笑いあり、納得ありの50分間で生徒はとても真剣に聞いていました。講義の内容は、私たち教員にも大変参考になるものでした。