《校長日誌》いざ出発!被災地ボランティア

 先ほど、今年度の鳩ヶ谷高校被災地ボランティア隊が学校を出発しました。1泊2日(車中1泊)の弾丸ツアーで、今年度で3回目となります。昨年度を上回る生徒38名、引率教員5名の大ボランティア隊になりました。参加者は必ずひとまわり成長して帰ってきます。被災地ボランティアは、本校の総合的な学習の時間の取組の一つで、11月の防災教育の学習において、参加生徒に取組内容を発表してもらう予定です。

 2012年に大手広告会社の仙台博報堂が制作した「おもいやり算」というCMがあります。

(場面)小学生の僕が街中で様々な場面を見かける。

(場面)バスから降りてくる高齢者を、先に降りた女性が手を差し伸べる場面

【ナレーション】「+ たすけあう」

(場面)歩道橋でベビーカーを持って階段を昇ろうとする若い母親を若者が手助けする場面

【ナレーション】「- ひきうける」

(場面)公園のベンチで一人寂しげに座っている小学生の男の子に「何かあったの」と女性が声をかける場面

【ナレーション】「× 声をかける」

(場面)突然の雨の中、傘を持たずに一人で走って帰ろうとする小学1年生の女の子を、傘の中に入れる小学生の僕

【ナレーション】「÷ わけあう」

(場面)小学1年生の女の子の笑顔

【ナレーション】それは人を笑顔にする算数。ほら、やさしいでしょ、おもいやり算。

 「思いやり」は、行き過ぎればおせっかい、何もしなければ無関心になってしまいます。作品では、その難しいテーマを、算数の四則をアイデアに「おもいやり算」を使うと、誰もが笑顔になれるというコンセプトで制作したものです。

 平成23(2011)年3月11日の東日本大震災から4年4か月が過ぎました。1日1日が過ぎ去る中で、大震災のことを私達は忘れがちです。大震災に遭遇しながらも、節度を失わず、悲しみに耐え、譲り合い、助け合う被災地の皆さんの姿を思い出してみましょう。

 鳩ヶ谷高校の38人の皆さん、宮城県女川町で、皆さんの一人一人が素晴らしい「おもいやり算」に取り組んできてください。