校長日誌

開校記念日・鳩ヶ谷高校誕生記

 本日は、鳩ヶ谷高等学校の開校記念日で、生徒は休業日ですが、部活動の生徒は元気に登校しています。掲揚塔には、校旗が、国旗、県旗とともにたなびいています。鳩ヶ谷高等学校の創立までの経緯を調べてみましたので、ご紹介します。

 鳩ヶ谷に中等教育の学校をという地元の願いは、昭和15(1940)年からの念願だったそうです。しかし、本校の誘致運動が具体化したのは、昭和49(1974)年9月でした。以来15年間の長い年月の間、鳩ヶ谷市長(当時)を先頭に、鳩ヶ谷市民(当時)の皆様の粘り強い運動が実を結び、大きな期待のもと、昭和63(1988)年4月に本校は開校しました。

 人口約6万人の鳩ヶ谷市(当時)には、「高校がない、駅がない」ことに対する不便さが強くありました。本校の開校と、その後の埼玉高速鉄道の開通による駅の開設により、鳩ヶ谷地域は大きく発展しました。平成231011日には川口市と鳩ヶ谷市が合併し、新「川口市」が誕生しました。

 本校の施設面では、従来の県立高校の校舎と違って一棟式で、太陽の光を享受できる構造になっています。27年たった現在でも、斬新なデザインだと思います。特に、正門を入った正面にある鳩をデザインしたステンドグラスは、開校当初、白い校舎とともに地元のシンボルとして脚光をあびたそうです。現在でもその輝きは失われていません。

 本校初代校長の島田宏二校長は、第1回入学式の式辞で、「生徒たちは一人ひとりが自分で学ぶ意識を自覚した高校生活を過ごしてほしい。教職員も三学科併置の特色ある学校づくりを目指して努力していく」と述べられました。また、新入生代表は、「今の感激を忘れずに、自分達の手で協力し合い鳩ヶ谷高校の伝統を一つ一つつくりあげ、悔いのない高校生活をおくりたい」と決意を述べています。

 27年目のバトンを受け継いだ私たち教職員・生徒は、開校当初の皆様の決意をしっかりと引き継いでまいります。