《校長日誌》これは納得!主権者教育

 昨日は、川口市選挙管理委員会の4名の皆様の御協力をいただき、3学年の「総合的な学習の時間」で主権者教育を行いました。選挙権については6月の全校集会の校長講話でも具体的に話をしました。

 従前の公職選挙法において満20歳以上の者が選挙権を有するとされていましたが、平成27年6月、選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」へ引き下げる改正公職選挙法が国会で可決成立し、選挙権を有する年齢が引き下げられたのです。それまでの「選挙権年齢は20歳以上」というのは、昭和20年に定められたものなので、今回は70年ぶりの大改正となります。現在、191の国や地域のうち、18歳までに選挙権を付与している国はおよそ90%にものぼるので、世界の趨勢に則した改正といえます。この改正により、およそ240万人の18歳、19歳の人が有権者となりましたが、それは全有権者のおよそ2%にあたります。7月の参議院議員選挙では、鳩ヶ谷高校の生徒でも選挙権を得て投票した生徒もいたと思いますが、まだ18歳になっていなかった者は、投票したことがありません。そこで、今回の主権者教育を企画しました。

 川口市選挙管理委員会の方が、まず、川口市の状況についてパワーポイントを活用して解説していただきました。そして、選挙で実際に使用する投票箱、記載ブース、投票券発券装置などを使用し、「新川口市長選挙公報」と整理券が配付されました、いよいよ、群馬一郎候補、とちぎ花子候補、埼玉太郎候補の3者による選挙戦に突入しました。本校の教員が候補者になり、生徒一人一人に熱く自分の政策を語り、投票を呼びかけました。実際さながらの選挙戦では、3年生の投票の結果、とちぎ花子候補が見事当選しました。とても記憶に残る主権者教育でした。

 「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる。」と言葉がありますが、3年生一人一人が選挙の大切さを「わかった」と思います。川口市選挙管理委員会の皆様に改めて感謝いたします。