活動日誌

インターハイ予選県大会結果報告

6月16日(火)、所沢市民体育館にて行われたインターハイ埼玉県予選に出場いたしました。

前評判ではベスト16に行けるかもしれないといわれていました。

本校にとって8年ぶりの県大会出場でしたが、その舞台に対する準備、試合設計、チームマネジメントのすべてが不十分であり、結果として選手の力を発揮させることができないまま敗退することとなりました。この敗戦は、選手ではなく、すべて監督である私の責任です。

初戦は川口北高校と対戦し、20-25、21-25 セットカウント0-2で敗戦となりました。今回の敗戦は単なる力負けではなく、「起こるべきことを止められなかった敗戦」です。

まず、最大の問題は「県大会という舞台への準備不足」です。
練習環境とは全く異なる緊張感、視線、空気。その中で普段通りの判断とプレーを行う難しさを、頭では理解していながら、現場で再現できるレベルまで落とし込めていませんでした。選手が萎縮し、判断が遅れ、プレーの質が落ちていくことは十分に予測可能であったにもかかわらず、その状態を前提とした準備を怠りました。これは完全に指導の甘さです。

次に「試合の入り方の設計」が極めて曖昧でした。
本来であれば、序盤数点をどの形で取りにいくのか、崩れた際にどのプレーで立て直すのか、具体的な再現性を持つべきでした。しかし実際には「普段通りやる」という曖昧な指示に終始し、結果として最初の失点から流れを引き戻す術を選手に与えることができませんでした。流れを失った試合で、自力で修正しろという要求自体が、指導として無責任であったと認識しています。

さらに、「対策を“使える形”にできなかったこと」です。
川口北高校は本校のコンビに対して明確な対応策を準備してきました。本校もそれを想定した練習は重ねてきましたが、それはあくまで“練習でできる段階”にとどまっており、極度の緊張状態でも実行できるレベルにまで引き上げることができませんでした。
つまり、「知っている」「やったことがある」を「試合で必ず選択し、遂行できる」レベルにまで高めきれなかった。この詰めの甘さが、攻撃を機能不全に陥らせました。

また、「慢心の排除ができなかったこと」も明確な敗因です。
1回戦の2回戦で対戦するはずだったチームに対して過去に勝利していた事実を、指導者として完全に否定しきることができませんでした。また、選手のピーキングや行動状況を管理できませんでした。挑戦者であるべき立場を曖昧にし、「勝てる可能性がある」ではなく「勝てるかもしれない」という空気を残したまま大会に臨ませてしまいました。このわずかなズレが、プレーの甘さ、判断の遅れ、そして試合全体の緩みにつながりました。

そして最も重く受け止めているのは、「選手の努力を結果に結びつける設計ができなかったこと」です。選手たちは、この大会に向けて決して楽ではない練習を積み重ねてきました。コンビの精度を高めるための反復、基礎の徹底、体力的・精神的にも厳しかったはずですが、一度も逃げることなく向き合ってきました。
当日も、流れが悪く、思うようにプレーできない中であっても、最後まで声を出し、足を止めず、何とか自分たちで打開しようと戦い続けていました。それにもかかわらず、その努力を「発揮できる状態」に持っていくことができなかった。この一点において、責任はすべて指導者である私にあります。

当日は多くの保護者の皆様、そして日頃より練習に関わってくださっている皆様に応援をいただきました。このような環境を整えていただきながら、その期待に内容・結果ともに応えることができなかったことを、深く受け止めています。

今大会をもって、3年生はそれぞれの進路へ進むことになります。選手権まで競技を続ける者、進路実現に専念する者に分かれますが、これまで積み重ねてきた努力が消えることはありません。その価値を、指導者自身が結果で示せなかったことを重く受け止めています。チームは新体制となり、ゼロからの再出発となります。
今回の敗戦は、技術や能力の問題ではなく、「準備・設計・統率の敗戦」です。この事実を曖昧にせず、同じ過ちを繰り返さないために、指導のすべてを根本から見直していきます。選手の努力を無駄にしてしまった責任を、強く自覚しています。

今後とも本校男子バレーボール部へのご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。プログラム用仲が良かった3年生スタートの確認試合を終えて佐々木と三木のBクイックと平行トスの時間差(オーロラ攻撃)