2014年5月の記事一覧

体育祭

 今日は、鳩ヶ谷高等学校第27回体育祭でした。グラウンドに若い力がみなぎりました。PTA会長さんをはじめ、保護者の皆様約100名の方々が来校され、躍動する鳩高生の姿をご覧いただきました。私も、障害物リレーの教員チームの名誉アンカーとして参加し、怪我もなく無事完走できました。

 開会の挨拶では、「大きな声を出そう。人間の体は、大きな声を出すことは、脳を刺激し、集中力が高まる。体育祭はスポーツの力の発揮の場であるとともに、チームワークを確認できる良い機会である」と話しました。生徒諸君は、大きな声で競技し、大きな声で応援し、若さが弾けていました。

 元気よく走る生徒の姿を見て、映画「炎のランナー」(1981年・英国)を思い出しました。1924年のパリオリンピックを背景に1920年代の英国の若者の葛藤を描いた作品で、アカデミー賞作品賞を受賞した名作です。私は、子供のころから映画が大好きです。JR浦和駅西口駅前にあった浦和オリンピア劇場(現在の伊勢丹の付近にありました)で3本立ての洋画を見るのが楽しみでした。

 鳩高生には、高校時代にしかできないスポーツや文化活動をとおして青春を謳歌してもらいたいと思っています。

EUがあなたの学校にやってくる・その後

 今日の鳩ヶ谷高校は、体育祭予行で、グラウンド一杯に生徒が溢れています。

 さて、このHP学校行事でもご案内していますが、5月13日(火)に欧州連合(EU)駐日代表部のメルヴィ・カーロス一等書記官に御来校いただきました。駐日欧州連合代表部が行っている「EUがあなたの学校にやってくる」という企画があり、応募したところ、鳩ヶ谷高校も選ばれました。

 メルヴィ・カーロス一等書記官は、フィンランド共和国出身の女性外交官です。大学ではロシア語と英語を勉強され、最初は、フィンランド政府の税関の仕事をされたそうです。その後、EUで農産物貿易に関するお仕事をされました。日本のことも大変詳しい方です。

 お迎えするにあたり、埼玉県庁の県民生活部国際課の御支援をいただき、EU旗と卓上旗を借用し、プロトコール(国際儀礼)についても御教示いただきました。当日は、家庭科部の生徒手づくりのクッキーをお土産にお持ち帰りいただきました。翌日、私の拙い英文の御礼メールをお送りしました。メルヴィ・カーロス一等書記官からは、鳩高生への感謝と今後の活躍の期待、家庭科部の生徒への御礼のメールをいただきました。多くの方々に支えられた国際交流でした。
 1989年のマルタ会談で東西冷戦終結が宣言されて25年がたちましたが、世界中で紛争が絶えません。小さな国際親善を積み重ねることの大切さを実感しています。

  

農業クラブ総会

 はじめの一歩を踏み出してみると、昨日は、ちょっとした充実感がありました。皆さんもちょっと一歩踏み出して、プチ充実感を実感してみてください。

 校長日誌の副題ですが、私の好きな作家の一人である五木寛之の随筆への敬意をこめて記しました。学生時代、『青春の門』、『海峡物語』などを愛読していました。特に『流されゆく日々』の多面的多角的な視点はとても好きでした。いろいろな角度から鳩ヶ谷高校の情報や思いを伝えられたらと思っています。

 今日は、本日開催した農業クラブ総会での挨拶を紹介します。

 私の鳩高生活は、1年生と同じ2か月です。でも、今までと何かが違います。鳩ヶ谷高校は教員となって5校目の勤務校になりますが、農業系の学科のある高校に勤務したのは初めてです。

 先日、放課後に3年生の生徒が農園の整備をしていました。収穫していたルッコラと水菜をいただき、さっそく自宅でおいしくいただきました。鳩ヶ谷高校の魅力を実食(実感)した瞬間でした。また、5月24日に川口駅東口公共広場(キュポ・ラ広場)で開催された「第17回春の園芸フェスタ」では、2年生の生徒からコサージュの作り方を教わりました。農業学習の良い点は、「体験」「発見」することにより、感動体験できることです。これは他の教科では味わえない体験です。

 農業クラブの目標は、①科学性 ②社会性 ③指導性 の3点です。私は、4月の始業式で、「「勉強」という言葉は、江戸時代には「頑張る」「努力する」という意味で、学習するという意味はありませんでした」という話をしました。人間は、「頑張る」「努力する」ことを面倒くさがります。だから勉強が嫌いなのです。でも、人間は、本来「学習」することは好きな生き物です。学習機能が備わっています。

 農業クラブは、「農業学習」で得たものを確実に自分のものとする活動です。世の中で役に立つ三大要素である ①科学性 ②社会性 ③指導性 をしっかり身につけましょう。

 総会の後、意見発表協議会(県大会)出場者発表会では、3名の生徒が発表してくれました。いずれも自分の体験にもとづいた実践的な素晴らしい内容でした。さらに、環境調査「たんぽぽ」についての調査依頼(たんぽぽの在来種と外来種の違いがよくわかりました)、農業クラブ役員紹介がありました。県大会に出場する生徒諸君の健闘を期待しています。

 

 

 

はじめの一歩

 6月2日の全校集会に向けて、校長講話の内容をいろいろと考えていました。ある本を読んでいたら、ドイツの詩人ゲーテのことばが紹介されていました。

 人生は全て二つのことから成り立っている。

 したいけど、できない。

 できるけど、したくない。

 Das ganze Leben besteht aus

 Wollen und Nicht-Vollbringen,

 Vollbringen und Nicht-Wollen.

                                                   

 何事も、「できる」「できない」ではなく、「やるか」「やらないか」ということです。鳩ヶ谷高等学校に着任して57日目になりましたが、校長日誌「流されゆく日々」を始めます。パソコンの苦手な私ですが、まずは一歩踏み出してみます。